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Thank you, kawanabe!を振りカエって。

GOOD NEIGHBORS JAMBOREE 2012(以下、「ジャンボリー」)を振り返って。はじめのはじめ、ごみステーション(Thank you, kawanabe!)を担うかどうか決めようとしていたとき、実は気持ちの重心は後ろのほうにあって、今感じているような「やってよかった」という姿はイメージできていませんでした。

数ヶ月後のジャンボリー当日。きれいに洗われ、分別されたごみの整列をみたとき、そして何よりジャンボリーの参加者のみなさんが食べ終えた容器を当たり前のように洗っている姿をみたとき、大変な思いをした前年のとの違いに驚き、また、関わりかたひとつでこんなにも違う風景がつくれるのかと何かをつかめたような気がしました。

かわなべのことを、森の学校のことをずっと見守り続けてきた人のコトバがすっと心に沁みて、なんの違和感もなくごみと向き合うことができました。昨年は折れてしまった心も、今年はそんなふうになることもなく、最後まで穏やかな気持ちで取り組めたと思います。

そこに至るには、小さなきっかけがどんどんつながる不思議な連鎖があったような気がしています。前年の状況を見て今年はなんとかしたいと思いを伝えてくれたメンバーのテツさんが、かごしま環境未来館の方と出会い、川辺のごみ分別の取り組みが全国でも先進的なものであることを知ります。そこから川辺の役場と連絡をとりあい、現在のごみ処理の担当者である野中さんにインタビューをし、ごみ処理適正化の立役者である東元町長亀甲さんへとインタビューがつながります。
当時の記録をドキュメンタリーにしたテレビ番組にも出会い、今の川辺が美しいまま残っているのは知られざる努力があったからだと知ります。

それと同時に、森の学校を長年見守ってこられた東大海さんへのインタビュー
それから、月に一度の資源ごみの回収日に川辺に行って、分別の方法を実際に見せてもらったのもとても参考になりました。

これらの経過報告として開かれた授業では、ゲストとして亀甲さんをお招きし、覚悟を決めて大仕事に取り組まれた亀甲さんのエネルギーや勇気を分けてもらった気がしています。

ジャンボリーの事前準備から無事にごみを見送るまで、本当にたくさんの方々にお世話になり、気持ちをもらい、助けてもらったなぁという気がしています。ひとことで言い表せられないけれど、「やってよかった」です。それから、「かわなべ」という土地に特別な思いを感じるようになっていることがなんだか嬉しいようなそんな気持ちです。関わってくださったみなさま、本当にありがとうございました。


文:Mariko Doi
写真: 安藤アンディ
GOOD NEIGHBORS JAMBOREE 2012(165枚)

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