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第一話 BON DX Live ~BONさんの大きな笑顔~

そろそろまちに近づいていることを思わせる長い下り坂が続くころ、右手に大きな看板が見えてきます。今にも飛び出しそうな鰹と「ようこそ枕崎へ」と描かれた看板にちょっと笑みを浮かべながら枕崎に到着したことを知ります。

ここで第一の旅の目的地を知らされます。枕崎から各地へ20年にわたって音楽を奏で続けているスカバンド「ARTS」のリーダー、BONさんが待つ「SHELTER」へ向かっているとのこと。

SHELTERは枕崎市緑町のビルの地下一階にあります。まるで秘密基地のようで、夜ごと音楽が沸きかえるさまが思い浮かぶような優しい光に包まれたバー。

ステージ上と変わらぬ笑顔で迎えてくれたBONさん。みなそれぞれにドリンクを片手に談笑していたら、おもむろに楽器の準備がはじまり…。あれ、もしかして…!

実は、サクラ島大学で枕崎を訪れるときにはぜひお会いしたいとお伝えしたところ、BONさんの粋なはからいにより、サプライズでライブまでしてくださる運びとなっていたのでした。BON DX(ボンデラックス)のメンバーのみなさんも、同日の昼から鹿児島市内でライブがあるにも関わらず、朝早くから駆けつけてくださいました。今から起こることがなかば信じられない気持ちのまま、ライブがスタートします。

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数歩さき、目の前で始まるライブ。アコースティック・スカのリズムが耳に届くより先にからだ全体に響き、体も自然とリズムを刻みます。徐々に体も熱くなり、いつの間にか半そでのBONさん。

思えば、サクラ島大学の初めての授業の先生役をつとめてくださったのがBONさんで、オモイデトラベルの最初もBONさん。重なるオモイデにただならぬ縁を感じながら、音楽は続きます。

下のほうから突き抜けるドラムスとベース。クールに踊るキーボードの音。艶っぽいアルトサックスに、歌うギター。絡み合ったり、ひきたてあったりする音にしばし酔いしれ、最後はアンコールの「上を向いて歩こう」をみんなで歌いながら、ライブは幕を閉じていきました。何度も何度も「枕崎を楽しんでいってね」ともてなしてくださったBON DXのみなさん。本当にありがとうございました。

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自分の生まれ育ったまちに、音楽をするための場所をつくり、仲間をあつめ、ひたむきに奏で続けてきたその年月に思いをはせたとき、あのBONさんの温かい笑顔の理由が分かるような気がしました。全国のどこで歌っていても、自分で信じ築き上げてきた帰る場所があるから強くいられるのかもしれないなと思いながら、メンバーのみなさんと握手を交わし、SHELTERを後にします。あっというまの1時間。ぜいたくな時を過ごし、少し上気したまま次の目的地へと向かいます。

次回「枕崎の空 ~枕崎空港へ~」へつづく

オモイデトラベル 〜枕崎 行き〜
プロローグ
・第一話 BON DX Live ~BONさんの大きな笑顔~
第二話 枕崎の空 ~枕崎空港へ~
第三話 中原公園 ~鳥の目線になれるところ~
第四話 城山センターでお昼ご飯

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